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2009年6月18日 (木)

それいけ!アンパンマン

 よく息子と夜空を見上げます。
「なあ、お父さん。お母さんの星はどれかなあ」
「あの一番明るい星かなあ」
「そうやなあ。でも遠いなあ。そうだ、お父さん。いいこと思いついた! アンパンマンに頼んで、お母さんを連れてきてもらえばいいんや」
「ああ、空を飛べるけんな。でもな、お父さんな、アンパンマンの電話番号を知らんのよ」
「わさだタウン(大分市郊外の商業施設)におったよ」
「アンパンマンショーやろ。あれはな、中に人が入っちょんのや。本物やないんよ」
「そうかあ。じゃあダメやなあ」

 昨晩は曇り空で星は見えませんでした。それでも息子は空を見上げて言いました。
「あんな、お父さん。しょくぱんまんにも頼んだ方がいいわな」
「何で?」
「お母さん、重いかもしれんけんな。アンパンマン一人やったら大変やろ」
 ぼくは、「そうやなあ」と答えました。

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2009年6月17日 (水)

3匹の子ぶた

 保育所から帰るなり、「そうや、お父さん。ぼくのおうちは木でできちょんの」と4歳の息子。「そうで」とぼく。「えっ、そんなのいやだ。レンガがいいよお」

 保育所で「3匹の子ぶた」の話を聞いたのでしょう。藁の家と木の家はオオカミに吹き飛ばされてしまいますがレンガの家は頑丈なので追い返せたというお話です(原作はもっと残酷のようですが)。

 レンガの家。現代でいうならば、コンクリートの建物ということになるでしょうか。なるほど、子どもを含めてわれわれは、コンクリートなどの硬質な建材を用いた構造物にピラミッドや万里の長城のような永続的なイメージを抱いているのかもしれません。少なくとも自分の生涯よりは長く存在すると考えているのではないでしょうか。しかし実際には、耐震性の問題や再開発などにより、コンクリートといえども延命が難しいケースは少なくないのです。ぼくの住む大分市でも、国際的な建築家の磯崎新氏のデビュー作とされる大分県医師会館でさえスクラップ&ビルドの波に飲み込まれてしまいました。
 
 結局のところ、人の作ったものはいつか壊れます。しかし、それを長く使っていこう、文化的意味を継承していこうと努力できるのも、また人なのです。都市の多くを戦争で焼失した日本だからこそ、戦後の建築物を文化として後世に残していってほしいと思います。特に市街地と呼ばれる地域には、そのような建物が点在しています。“まちなか”の潜在力として活用できるはずです。一つの利用方法が役割を終えたならば、次の中身を考えればいいのです。複合文化施設として生まれ変わった大分市のアートプラザ(旧大分県立中央図書館)などはその好例です。

 さて、冒頭の会話ですが、息子にはこう答えました。「うちの家はな、大工さんが心を込めて一所懸命に作ってくれたけん、オオカミが来ても大丈夫なんで」。それを聞いた息子は「そうなん。よかったあ」。その安堵の表情といったらありませんでした。

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2009年6月14日 (日)

電車に乗っています

電車に乗っています

 初めて携帯電話から更新します。
 今、息子と豊肥本線の列車に乗っています。220DCです。
 大分駅を出発。五つ目の竹中駅(写真)で折り返して、大分駅に戻っています。息子は「次は日豊線に乗ろうな」と言っています。夕方まで電車の中で過ごすことになりそうです。

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2009年6月10日 (水)

はじめまして

 今日の朝食はフレンチトースト。溶いた卵に別府の老舗パン屋の食パンを浸し、フライパンで軽く焦げ目をつける。仕上げに養蜂家でもある会社の先輩からもらったハチミツをたっぷりとかける。子どもはやはり、甘いパンが大好きだ。

Photo

 息子と二人だけで朝食をとるようになって4か月が過ぎた。いまだに慣れず、「早く食べろよお」「シッコしたか」「歯みがきするぞ」と声を張り上げる毎日。何とか食べさせ、自転車に乗って保育所へ向かう。別れの前に息子が「お父さん、お仕事がんばって」と言う。そして手と手でタッチ。パワーをもらう瞬間だ。「お父さんもがんばるけん、お前も給食で一番になれよ」と返す。朝のあわただしさの中で、この“エールの交換”だけは欠かしたことがない。

 これから不定期更新ながら、そんな父親と息子の日々を中心に、建築、鉄道、映画、音楽などの関心事もあわせて紹介したいと思っています。よろしくお願いします。

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