普通の人
「ぼく、もう電車の運転士にならんでいいわ」と息子が言ってきました。「お父さんみたいに、普通の人になるわ」。
普通の人。どういう意味でしょうか。運転士や医師、コックのように専門性が高く、職業そのものに名称がある仕事と違って、ぼくはいわゆる会社員。それが息子には「普通の人」に見えるのでしょうか。確かに、制服も白衣もありません。夏期はクールビススタイルですが、普段はスーツにネクタイ姿です。普通といえば、普通ですよね。父親としては「お父さんみたいに」のくだりはうれしいのですが、夢が「普通の人」ではなあ、と考え込んでしまいました。
とりあえずは「お父さんな、お前くらいのときはプロ野球の選手になりたかったんや。頑張ったんやけど、なれんかったわ。だけんな、お前も電車の運転士になれるように頑張ってみよ」と説得しています。説得力は全くないですが…。
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コメント
はははっ。
思わず笑ってしまいました。
しかしながら、彼の心変わりはどうしたことでしょうか?
電車より好きなものができた?でも「普通の人」のほうが勝るなんて…。
ちょっとびっくりです。
投稿: アベシ | 2009年8月27日 (木) 14時32分
夢が急に現実的になりましたね(笑)
僕の個人的考えでは、「お父さん」の方が電車の運転手よりも魅力的な尊敬の対象として映るようになったのではないかと思いますが。
それにしても4歳児で「普通の人」というのはなかなかでてこない言葉ですよね。子供って面白いですね。
投稿: Black Tree | 2009年8月27日 (木) 22時11分
アベシさん
普通の人になりたいって言われても、ねえ。
もっと大きな夢を持ってもらいたいものですが。
考え直すように、もう少し説得を続けてみようかと思っています(笑)。
Black Treeさん
いつも息子の発言にはドキドキされられています┐(´д`)┌
投稿: 中山カオル | 2009年8月28日 (金) 00時01分