« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »

2010年1月29日 (金)

最高のお兄さんヤギ

 寝かせつけていたら息子が「ぼくな、最高のお兄さんヤギなんで」。
 保育所では毎日、生活発表会の練習をしています。息子たちのクラスは「オオカミと7匹の子ヤギ」を演じるそうです。息子の役はお母さんヤギならぬお兄さんヤギ。担任の先生からその演技を「最高やなあ」とほめられたのがうれしかったようです。
 息子は「ぼくな、がんばるけんな。絶対に見に来てよ」と釘を刺します。もちろん、絶対に行きます。それより大事なことなんて、今のぼくにはないのですから。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年1月28日 (木)

レゴ

 高校時代の同級生が仕事帰りに、息子への誕生日プレゼントを持って来てくれました。トランスフォーマーのおもちゃやDVDのほかにレゴの青いバケツ。息子は早速、レゴの封を切って遊んでいました。

レゴ 基本セット 青いバケツ (ブロックはずし付き) 7615 レゴ 基本セット 青いバケツ (ブロックはずし付き) 7615

販売元:レゴ
発売日:2009/03/15
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 夕食後、ぼくが食器を洗っていると、「これから家を作るわ。ぼくとお母さん(結婚相手のこと)と子どもとお父さんの家」。「へえ、お父さんも住んでいいんか」とぼくが答えると、「いいんで。待っちょきよ、作っちゃんけん」と張り切って組み立てていました。風呂の時間になっても、あまりにも夢中なのでしばらくそのまま作らせました。
 ぼくも彼くらいのころからブロック(ぼくはダイヤブロックでした)で家を作って遊んでいたので、うれしいような恥ずかしいような不思議な気持ちで見ていました。結局、時間切れで家は建ち上がりませんでしたが、その前に作っていたクルマを見せてくれました(写真)。息子は「お母さん、ぼくが作ったんで」と仏壇に供えていました。

Rego

 プレゼントを持って来てくれた友人をはじめ、みなさんの応援のおかげでぼくら二人は何とか暮らしていけているのだと思います。感謝しています。

 写真はリコーのGR DIGITALⅡでマクロ撮影。息子が動くのでブレています。最新機はGR DIGITALⅢ。

RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3 RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3

販売元:リコー
発売日:2009/08/05
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月26日 (火)

お母さんがおればよかった

 朝食のとき、息子が思い出したように言いました。「なあ、お父さん。お母さんがおればよかったなあ」。ぼくは「そうやなあ」としか答えられませんでした。今度はぼくの方から「どうかしたん?」と聞いたところ、「何でもない」。

 ぼくが体調を崩していて家事ができなかったので、夕食はファミリーレストランに行きました。ぼくら以外のテーブルは家族連ればかり。両親ときょうだいの4~5人の家族。息子は何も言いませんが、ほかのテーブルが気になるようでジロジロと見ていました。

 そして寝かせつけていると、ぼくに頬を寄せて言いました。「お父さん。ぼく、さびしい」。合わせた頬に涙が伝いました。ぼくは答えられず、ただ息子を抱きしめました。ようやく見つけた言葉は「お父さんもさびしいわ。だけんな、二人でお母さんの分も楽しく暮らさんとなあ」。ぼくの精一杯の答えでした。息子はぼくの気持ちを察したのでしょう。「分かった」と返し、そのままぼくの腕の中で眠ってしまいました。

 命日を前にして、家の中の空気が張り詰めています。息子もそれを感じ取っているのでしょう。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年1月17日 (日)

5回目の誕生日

 息子の5回目の誕生日を祝いました。テーブルの上には息子の好きな鶏のから揚げ、ポテトサラダ、おにぎりなどと、妹が買って来てくれたアンパンマンのケーキ。ハッピーバースデーを歌うと、息子は5本のローソクの火を吹き消しました。
 そして、ぼくから絵本と手紙を渡しました。手紙にはこう書きました。

おたんじょうびおめでとう
おとうさんとおかあさんは
きみが5さいになってくれて
とてもうれしいです
いつもはおとうさんとふたりだけど
おかあさんはおそらからみまもっています
げんきをだしてがんばろうね
おとうさんとおかあさんより

 本当にうれしくて息子に何度もそう言いました。寝かせつけるときも「お父さんな、今日はとってもうれしいわあ」と何度も話しました。すると息子は恥ずかしそうに一言、「お父さん、ありがとう」とぼくの耳元でささやきました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年1月15日 (金)

ぼくが邪魔?

 夕飯の準備をしていると息子が「ぼくが手伝っちゃん」としつこく言ってきました。息子が手伝うと時間がかかるので、いけないなと思いながらも「盛り付けをお前にしてもらうけん、それまで向こうで本を読んじょきよ。後で呼ぶわ」と答えました。すると息子は悲しそうな顔をして「ぼく、手伝ってあげたかったに…」。

 日曜日のことです。午前中は掃除と洗濯をしていて、息子と遊んであげられませんでした。息子は一人でぬり絵をしていましたが、近所の子どもたちが外で遊び始めたので仲間に入りました。そして12時すぎに「みんな、昼ごはんやけん帰った」と戻ってきました。
 朝食を作って片付け、掃除して洗濯をしたら、もう昼食の準備。休日なのに息をつく暇がありません。冷蔵庫の残りもので焼き飯を作って食べさせました。食べ終わった息子は「お父さん、遊ぼう。約束したやろ」と張り切っています。ぼくが午後になったら遊んでやると言っていたからでした。
「お父さんな、これからお皿を洗わんといけんやろ。その後な、疲れたけん少し休んでいいか?」
「えー、遊ぶっち言ったやん」
「そうやけど、少しやったらいいやろ。その後で遊んじゃんわ」
 そう言ってパソコンを立ち上げたら、前回の記事にあるように“ツイッタースパム事件”に巻き込まれてしまいました。ぼくが対応に追われている間、息子は何度も「お父さん、見て」と言っては仮面ライダーの変身ポーズをしたりしてぼくの気を引こうとします。ぼくは「今な、お父さんは忙しいやろ。見れば分かるやろ」と強く言ってしまいました。息子は「分かった」と肩を落として隣の部屋に行きました。
 しばらくして戻ってくると寂しそうに「お父さん」と話しかけてきました。
「ぼくが邪魔なら、おばちゃん(ぼくの妹です)の家に行こうか。ぼく、迎えに来てっち電話するわ」
 そう言う息子の目には涙が溜っていました。ぼくは、ハッとしました。息子がいつも寂しい思いをしていることを分かっているつもりでしたが、つい自分の都合で接してしまっていました。「ごめん。お父さんが悪かった。昼から遊ぶっち約束したもんな。お父さんな、お前を邪魔と思ったことは一度もないんで」と言って抱きしめました。「ぜーんぶ、やめた。これからお前と遊ぶわ」と言うと、単純なもので「本当?」と目を輝かせました。さっきまで泣いていたのに、です。それから外に出て、一緒に自転車で遊びました。

 水曜日のことです。息子は結膜炎かもしれないということで保育所を休ませなければなりませんでした。ぼくは病院に併設されている病児保育センターに預けようと思っていましたが、息子は「そんな所はいやだ」と言って聞きません。出社の時間が迫り焦っていたとはいえ、また強く言ってしまいました。
「うちにはお母さんがおらんのやけん、どこでも頑張れる子どもにならんと困るやろ」
 すると息子は大声を出して泣き出しました。そりゃそうです。「どこでも頑張れる子ども」になってほしいのはぼくの本心ですのでいいとして、「お母さんがおらん」のは息子の責任ではありません。息子に言うべきことではなかったと思います。ぼくは妹に電話して、面倒を見てもらえないかと頼みました。

 そして今夜。冒頭のように、お父さんと一緒に料理を作りたいという息子の気持ちに応えてあげようとはしませんでした。そんなことがあると、いつも反省しています。それなのに息子の気持ちを踏みにじってばかりです。父親失格だな、と思います。人として親としての器の問題かもしれませんが、もう少し気持ちに余裕があれば、とも思います。そのためにはどうすればいいか。最近はそればかり考えてしまいます。
 今夜は結局、一緒に野菜炒めを作りました。息子は包丁で野菜を切ってくれました。ぼくが一人で作るより倍の時間がかかりますし、やはり疲れます。それでも息子の笑顔を見ると、彼の気持ちを大切にしなければ、と思います。それが分かっているのに、なかなか気持ちに応えてやれません。そんな自分を恨めしく思います。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010年1月 7日 (木)

山口さんちのツトム君

 最初はぼくの鼻歌でした。それを息子がおもしろがるので、YouTubeで昔の「みんなのうた」を見せてやりました。息子は「つまんないなあ」のところで何がおかしいのか大笑い。それ以来、風呂での定番ソングになりました。
 最近は「中山さんちの息子くん、このごろ少し変よ」と勝手に歌詞を替えて遊んでいます。今夜の息子は

中山さんちのお父さん このごろ少しケチよ どうしたのかな
ぼくがiPhoneしたいから 使っていい?と聞いたとき 
いつも答えは同じ ダメよ つまんないなあ

と歌っていました。困ったものです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年1月 3日 (日)

最後の写真

 息子と二人で近所の神社に行ってきました。といっても初詣でではありません。ある巫女さんにお礼が言いたくて行きました。

 それは昨年の初詣でです。ぼくと妻と息子は前出の神社に行きました。お参りを済ませ、ぼくは買ったばかりのリコーのデジタルカメラ、GR DIGITALⅡで妻と息子の写真を撮っていました。するとぼくの名前を呼ぶ声がします。声の主は巫女さんでした。よく見ると数年前に会社を辞めた後輩でした。彼女は「わたしが撮りましょう。3人で並んでください」と言って、家族3人の写真を縦位置と横位置で撮ってくれました。その彼女は東京で仕事をしていて、毎年この時期だけは頼まれて大分で巫女さんをしていると話していました。

 その写真は現在、わが家の仏壇に供えられています。妻が写った最後の写真であり、最後の家族写真でもあります。息子は毎日、その写真に向かって「お母さん、おはよう」「行ってきます」「だだいま」「おやすみなさい」と話しかけています。ときには「お父さんに怒られたあ」と泣きながら助けを求めます。
 そんな大切な写真を撮ってくれた彼女にお礼が言いたくて神社に行きました。しかし今年は彼女の姿がありませんでした。授与所の巫女さんに彼女の名前を伝えて確認してもらいましたが、今年は来ていないとのことでした。仕事が始まったら彼女の同期にアドレスを聞いて、お礼のメールを送ろうと思います。

 今年はお参りをしませんでした。ただ、息子が「おみくじしたい」と言うので引かせました。運勢は大吉。彼はくじ運がいいのです。別府のラクテンチ名物「あひるの競走」でも2回連続で当てました。

 最後の家族写真を撮ったカメラはリコーのGR DIGITALⅡ。最新機はGR DIGITALⅢ。

RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3 RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3

販売元:リコー
発売日:2009/08/05
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月 2日 (土)

最果ての駅

 年末年始の休みに息子をどこにも連れて行ってなかったこともあり、大分駅から電車の旅に出発しました。目的地は未定。着の身着のままの旅です。
 特急青いソニックに始まって、小倉では北九州モノレールに乗車。新幹線ひかりレールスターで博多駅に向かいました。その車内で小倉駅で買った折尾駅名物かしわめし(ぼくはこの駅弁に大切な思い出があります。その話はまたいつか)。博多駅で福岡市営地下鉄に乗り換えて、なぜか福岡空港に。展望デッキでしばらく離着陸を見学した後、再び地下鉄で博多駅に戻りました。それからぼくらは山陽新幹線をさらに下ることにしました。

 東海道・山陽新幹線の終点は博多駅ですが、実はその奥にもう一つ駅があるのです。意外に知られていないのがこの博多南駅です。この駅は新幹線の車両基地に併設されています(写真1)。

Photo_2

 ホームは一つしかなく、息子は「田舎の駅やなあ」と言っていました。確かにエントランスも新幹線の駅というよりは、在来線の郊外の駅といった様子です(写真2) 。

Photo_3

 というのも博多駅からこの駅までの間は山陽新幹線ではありません。博多南線といい、新幹線の設備と車両を使っていますが旅客営業上は在来線の扱いです。もともとは博多駅と車両基地を結ぶ回送線ですが、地元住民の「通勤通学の足として利用したい」との要望を受けて開業したそうです。
 おもしろいことにこの駅、いつでもホームに入られるわけではないのです。自動改札機があるのですが、普段は閉まっています。車両が入線しているときだけ、それも入線後の社内清掃が終わってから改札が開きます。車両と線路はJR西日本が管理していますが、在来線ということで駅はJR九州が運営しています。
 ぼくと息子は博多南駅から小倉行きの100系新幹線に乗りました。小倉からは特急にちりんの臨時列車。電車、モノレール、新幹線、地下鉄に飛行機と、乗り物三昧の一日でした。大分駅に帰り着くとぼくは疲れ果てていましたが、息子は「楽しかったなあ」と満足そうでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月 1日 (金)

年頭所感

 いつになく静かな年末年始。大晦日には毎年テレビにかじりついて観戦していた格闘技も見ませんでした(録画はしました)。新年は自宅で息子の寝顔を見ながら迎えました。二人だけの正月です。

 このブログ「朝食はフレンチトーストに」を始めて半年が経過しました。息子を寝かせつけた後に30分ほどで書いている記事ですが、毎日一定のアクセスをもらっていて本当にありがたく思っています。文章を読んでもらえれば分かると思いますが、ぼくは頭のいい方ではありません。ブログに書いている記事の多くは「~をしました」「~に行きました」といった小学生の作文のような文章です。主張も論理的裏づけもないまったく意味のない言葉の羅列。
 そんなぼくですが、このブログを始めるにあたって一つ決めたことがあります。それは文章で嘘をつかないということです。この場合の嘘とは、「好きでもないものを好きと言う」といった類のものです。ぼくは大分弁で言うところの「かっこつけしい(気取り屋)」ですので「若いころは無茶苦茶もててさあ」くらいの嘘は平気でつきますが(笑)、こんな嘘は罪がないと思っています。ぼくが忌み嫌うのは「そんなことも知らないの?と言われるのが嫌で知っているふりをする」「共感していないのに、流行っているというだけで支持する」こと。つまり「自分はそう考えていないのに、大勢もしくは権威のある者の評価を無批判に受け入れてしまう」ことです。そんなことをするくらいなら舌を抜いた方がいいとさえ考えています。
 しかし、実際の生活ではそうはいきません。ぼくは職場で知らないことばかりなのですが、さすがに知らないと言えません。ある程度は知ったかぶりをせざるを得ません(もちろん、後で勉強しますが)。また、上役の考えに同意の余地がないにもかかわらず「いいですね」と言ったりしてしまいます。ですので、せめてこのブログの文章だけでも「正直に生きたい」と思いました。プライベートをさらけ出すという意味ではなく、かっこつけの部分も含めて“本当の自分”を表現できればと考えて始めたのがこのブログです。

 とりあえずは1年を目標にブログを続けたいと思っています。そして、そのころには「親子の日々」カテゴリーの記事で本を作りたいと考えています。本を書くのは高校時代からの夢の一つでした。昨年は失うことばかりでしたので、今年は一つくらい夢をかなえたいと思います。今年もどうか、よろしくお願いします。コメントもお待ちしています。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »