補助輪はずして
「お父さん、ぼくも補助輪はずして」
外から戻ってきた息子が息を切らして言いました。近所の子どもたちと自転車遊びをするのですが、少し前に同い年の女の子が補助輪なしで乗れるようになってから補助輪付きは息子だけになっていました。何度か練習するように言ったのですが、「ぼく、怖いわ」とためらっていました。しかし、やはり乗れないことを恥ずかしく思っていたのでしょう。ようやくですが、挑戦する気になったのでした。
すぐには補助輪をはずせないので、近所で自転車を借りて練習しました。息子が自転車にまたがり、ぼくがサドルを持って支えます。「お父さん、絶対に放さんでな」。怖がりの息子は後ろを見てばかりです。「放さんけん、前を見ちょきよ。ちゃんとペダルをこぐんで」とぼく。それを見ていた近所の子どもたちは、「がんばれえ」と声援を送るだけではなく「もっとスピードを出さんと」などとアドバイスもくれました。中には「何回かこけて血を出さんと乗れるようにならんで」と言う子も。うまく前に進めない息子は「血を出すの嫌やあ」と泣きべそをかいていました。
30分ほど練習したのですが、あまり上達しませんでした。ぼくは低い位置にあるサドルを持って無理な姿勢で走っていたので、その晩は腰痛気味でした。
近いうちにこのブログを終えようと思っています。それまでに「乗れました!」と報告したいのですが、さてどうなることやら。
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コメント
息子さんがもう少し時間をかけてくれることを願います。
このブログをもっと読んでいたいので…
投稿: むーにゃん | 2010年6月 3日 (木) 08時22分
むーにゃんさん
ありがとうございます。
そう言っていただけるとうれしいです。
投稿: 中山カオル | 2010年6月 3日 (木) 23時16分
はじめまして。一年ほど前から拝見してました。何度かコメントしようと思ったのですが文章を書くのが苦手で・・・ブログ終わってしまうのですね。残念です。息子さんの成長をもっと見れると思っていました。息子さんとてもかわいいですね。これからももっと沢山、中山さんを支えていくのでしょうね
私はいつも子どもに助けられています。いつか恩返しができれば(笑)
自転車の補助輪は初めに片方だけはずすと良いですよ。すぐにもう片方もはずせるようになります
また機会があればコメントさせていただきます。
投稿: のべ | 2010年6月 4日 (金) 23時50分
のべさん
コメントに感謝しております。ありがとうございます。
補助輪ですが、片方だけはずすなんて考えてもみませんでした。息子に提案してみますね。
「朝食はフレンチトーストに」は今月で一旦、終了します。ぼく自身が「次のステップ」に進みたいと考えているからです。近いうちに別のスタイルで再スタートしたいと思ってはいます。
投稿: 中山カオル | 2010年6月 5日 (土) 00時21分